作業場所:八潮センター

2016年に開設した八潮センターでは、グラスウールの原料となるカレットの製造に加えて、廃棄となった酒類や飲料用のプラスチックケースなどの硬質プラスチックを洗浄粉砕しています。洗浄粉砕されたプラスチックはフレークと呼ばれ、プラスチック製品の原料となります。

 廃棄された硬質プラスチックを良質な製品に生まれ変わらす

硬質プラスチックのリサイクルにおいて、最も重要な作業は色調と材質を分けることです。色調を細かく分けることで、再生用途の幅が広がります。材質は各々の融点が異なるため、異なる材質が混じってしまうと融解工程で多大な不具合が生じてしまいます。弊社では色調ごとにロット管理を行ない専門作業員による打音検査で材質ごとに洗浄粉砕を行なうことで、高品質なフレーク品を製造しています。フレーク品は再びプラスチックケースやプラスチックパレットに生まれ変わります。

 ガラスびん業者の強みを活かした混合廃棄物の処理

弊社最大の強みは硬質プラスチックとガラスびんの適正処理が可能な点にあります。酒類や飲料メーカーではリターナブルびんを使用した商品の輸送に、プラスチックケースを使用しています。それが何らかの事由で廃棄となる場合、プラスチックとガラスの混合廃棄物となり、多くの廃棄物処理業者では受入が困難、もしくは処分費用が高額になってしまいます。弊社ではそのような荷姿でも、適正な処分費用で適正処理を行ない、ガラスびんもプラスチックも高品質なリサイクル原料に加工することが可能です。